2025年5月 8日
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コの字の中庭は、タイル仕上げとし、活発なお子様達が夏水遊びをしたり、バーベキューをしたりと大活躍できます。2つ目の中庭は、LDKと子供室の間に設置し、程よい距離感と上下の視線のずれを生むことで、プライバシーも守られます。実用的には、布団を干すなどにも活用できます。
外観は、厚みのある石張風の外壁とガルバリウムを使い、素材感の違いで印象的な外観となりました。内装も床材に無垢のアカシア、アクセントの壁にはコンクリート風の壁を使い、落ち着いた飽きのこないインテリアも印象的です。
Cut eyes -プライバシーが守られた家-
建築地は、駅近くの線路沿いで、かつ、隣地が墓地という環境の中、開放的な暮らしを求めていらっしゃったお客様。住宅街特有の限られた敷地の大きさを余すところなく活用し、台形地に合わせて建物を配置しました。
1つ目の中庭は、家族がくつろぎ、コミュニケーションがとれるよう、ふんだんに光が注ぐ位置に配置しました。また、2つ目の中庭は、夜の夫婦の時間を演出してくれます。
道路からの視線を切るために、格子の形状にもこだわりました。格子を菱形にすることで、道路からの視線を完全に消すことができました。それによって生まれたのは、住宅街にありながら、視線を気にすることのない開放的な暮らしです。
外観は、近隣とのマッチングを考え、リシン吹付と木の組合せを採用し、斬新な形とは裏腹に、落ち着いた飽きの来ない和モダンテイストの外観に仕上がりました。前面の白い壁には、漆喰を採用しています。若々しいご夫婦を象徴し、インパクトを更に強めています。また、線路の音の問題を解消するため、断熱材にはセルロースファイバーを採用し、防音効果も高めています。
Up to door
平屋でも成り立つ環境ではありましたが、ロードバイクやアウトドア用品などを収納する場所も、目立つ場所がゆえに、物置等で対応したくないというご希望を叶えるべく、一部子供部屋のみを1階の部屋よりも高く配置し、その下をアウトドアスペースにするご提案をいたしました。
開放的な吹抜けのご希望もあったため、子供室~リビングを吹抜けにて開放案を増すと同時に、階段をテレビ裏に隠すこと、2階建てであることを忘れるような空間としました。また、目の前にある建物や横にあるアパートからの視線を遮るべく、中庭部分の壁の高さを調整し、カーテンの要らない生活を実現いたしました。
外観は、駅前の大きなショッピングセンターにも面する立地から、そちらの駐車場からの視線を最優先に考慮し、立体感ある建物としました。キッチン部分等には、コンクリート素材と実際の木をふんだんに使い、シャープながら温かみのある空間としました。外観のシャープな印象とは裏腹に、屋内はカジュアルで帰ってきたくなる空間です。実坪数より大きさを感じられる建物となりました。
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